サイヨウシャジン Adenophora triphylla var.triphylla
(キキョウ科 ツリガネニンジン属) 花期は6〜11月。
ツリガネニンジン、シデシャジンなどの学名上の基本種。
茎は高さ0.4-1mになる。
葉は細いもの、やや広いもの、有毛、無毛など変異が多い。
花冠の先はやや狭まって壺形となり、長さ8-11mm、
先は浅く5裂する。
花柱は花冠から長くつきだし、浅く3裂する。
花期:8〜11月 分布:本(中国地方)、九、冲
− 増補改訂新版「山に咲く花」 −
【@を拡大しました】
19.8.17 撮影
【A葉は細いもの、やや広いもの、有毛、無毛など変異が多い】
19.8.17 撮影
【Aを拡大しました】
19.8.17 撮影
【Aを拡大しました − 花冠の先はやや狭まって壺形となり、先は浅く5裂する】
19.8.17 撮影
【Aを拡大しました − 花柱は花冠から長くつきだし、浅く3裂する】
19.8.17 撮影
【B花冠が細めの個体を】
19.8.17 撮影
【Bを拡大しました − 花冠の先はやや狭まって壺形となり、先は浅く5裂する】
19.8. 17 撮影
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「葉は細いもの、やや広いもの、有毛、無毛など変異が多い」
【C2006年の日記から】
06.8.24 撮影
【D2006年の日記から】
06.8.24 撮影
増補改訂新版「山に咲く花」の和名に、
ツリガネニンジン〈釣鐘人参〉、オトメシャジン〈乙女沙参〉、シデシャジン〈四手沙参〉
と、あるのに、
サイヨウシャジンには漢字がありません。
以前、「『細葉』ではなく、『細腰』だろう」と、問題にしたことがありましたが、
秋吉台で見る限り、『細葉』ではないと、言いたいです。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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