ルベラナズナ Capsella rubella(アブラナ科 ナズナ属) 花期は1〜12月。
ヨーロッパ原産の2年草。畑、牧草地などに見られる。
在来のナズナによく似るが、全体に小型。
茎は高さ10-30cm。
根生葉は羽状に裂け、頭葉が大きい。
茎の葉は基部が耳形になって茎を抱く。
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花弁は白色〜淡紅色で萼片よりわずかに長く、
果実は長さ6mmほどで狭逆三角形
(ナズナは花弁白色で萼片とほぼ同長。果実は逆三角形)。
( 日本帰化植物写真図鑑 ― 全国農村教育協会)
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花弁と萼片はほぼ同長。萼片頂部と花弁舷部の縁が赤みを帯びる。
在来種のナズナは花弁が萼片より明らかに長い。
(日本の帰化植物 ― 平凡社)
【@を拡大しました − 右の個体】
17.1.28 撮影
【A下方の茎葉を】
17.1.28 撮影
【B茎頂の花序】
17.1.28 撮影
【C下方で横に伸びた枝を】
17.1.28 撮影
【Cを拡大しました】
17.1.28 撮影
【D − @の左の個体を】
17.1.28 撮影
【Dを拡大しました】
17.1.28 撮影
【E − 以上とは別の別の小さな個体を − 高さ15cmほどでした】
17.1.28 撮影
【F − Eの茎と茎葉を】
17.1.28 撮影
花弁・萼片の記述が手元の2冊の帰化植物図鑑で異なるため、
私は、「果実が狭逆三角形」という特徴でルベラナズナとしています。
10年前には群生しているのをあちこちで見かけましたが、最近は個体数が随分減っています。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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