2017年 1月29日  ルベラナズナ



【@果実が狭逆三角形の2個体が写っています − 農道の道ばたで】
17.1.28 撮影

           ルベラナズナ Capsella rubella(アブラナ科 ナズナ属) 花期は1〜12月。
          ヨーロッパ原産の2年草。畑、牧草地などに見られる。
          在来のナズナによく似るが、全体に小型。
          茎は高さ10-30cm。
          根生葉は羽状に裂け、頭葉が大きい。
          茎の葉は基部が耳形になって茎を抱く。

                    * * * * *
          花弁は白色〜淡紅色で萼片よりわずかに長く、
          果実は長さ6mmほどで狭逆三角形
           (ナズナは花弁白色で萼片とほぼ同長。果実は逆三角形)。 
           ( 日本帰化植物写真図鑑 ― 全国農村教育協会)

                    * * * * *
          花弁と萼片はほぼ同長。萼片頂部と花弁舷部の縁が赤みを帯びる。
          在来種のナズナは花弁が萼片より明らかに長い。

           (日本の帰化植物 ― 平凡社)

【@を拡大しました − 右の個体】
17.1.28 撮影
                                 
【A下方の茎葉を】
17.1.28 撮影

【B茎頂の花序】
17.1.28 撮影

【C下方で横に伸びた枝を】
17.1.28 撮影

【Cを拡大しました】
17.1.28 撮影

【D − @の左の個体を】
17.1.28 撮影

【Dを拡大しました】
17.1.28 撮影

【E − 以上とは別の別の小さな個体を − 高さ15cmほどでした】
17.1.28 撮影

【F − Eの茎と茎葉を】
17.1.28 撮影

【G − Eの花序を】
17.1.28 撮影

 花弁・萼片の記述が手元の2冊の帰化植物図鑑で異なるため、
 私は、「果実が狭逆三角形」という特徴でルベラナズナとしています。
 10年前には群生しているのをあちこちで見かけましたが、最近は個体数が随分減っています。

 

※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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