オトコヨモギ〈男蓬〉(キク科 ヨモギ属) 花期は8〜10月。
果実が小さいので、果実はないと考えて雄のヨモギとしたといわれる。日当たりのよい山野に普通に生える多年草。全草ほとんど無毛で、茎は高さ0.5〜1m、多くの枝を分ける。葉は長さ4〜8cmほどで、上方が幅広く、下方はくさび形になって、大小不同の鋸歯がある。ときに羽状に裂けて細い裂片になるものもある。頭花は円錐状に多数つき、直径約1.5mmの卵形。
草原に普通に見られるオトコヨモギです。
秋吉台を歩き始めた翌年の春、先割れスプーンのような葉がまとまって、地面に張り付くように生えているのを見つけました。
「こんな大きな葉だから、きっと紫色の大きな野菊の花が咲くに違いない」と思ったのに、間もなくオトコヨモギの根生葉と教えてもらい、図鑑で調べてがっかりしたものです。
【枝の1つを】 【左の画像を拡大】
06.1.30 撮影
【こんな時もありました】
05.9.23 撮影
【枝の1つを】
05.9.23 撮影
図鑑どおりに小さな・・・、でも、これが花でした。
【上の画像を拡大しました】
05.9.23 撮影
草原に普通なオトコヨモギ・ヒメヨモギを撮り忘れないよう、
「きょうはオトコヨモギを撮る日!」と大決心して撮っってきたのに、
毎年満足な出来ではないのです。
※ 日記にある花期は、私が秋吉台で調べてきたものです。
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