2019年 7月11日  オトギリソウ



【@今年の開花確認は7月10日でした − 撮影は、曇り空の11時過ぎ】
19.7.10 撮影

           オトギリソウHypericum erectum〈弟切草〉
                       (オトギリソウ科 オトギリソウ属) 花期は7〜9月。
          この草を鷹の傷を治す秘薬としていた鷹飼いが、
          その秘密をもらした弟を斬ったという伝説による。
          飛び散った血が葉や花の黒点になったという。
          葉を油に浸したものを切り傷、神経痛、関節炎などに使用する。
          日当たりの良い山野に生える高さ30-60cmの多年草。
          葉は対生し、長さ3-6cmの広被針形で、基部は円形〜心形でやや茎を抱く。
          葉には多くの黒点があり、ふちにも転々と黒点が並ぶ。
          茎頂に直径約1.8cmの黄色の5弁花をつける。
          花弁と萼片には黒点と黒線がある。
          雄しべは多数あり、基部で短く合着して3つの束に分かれている。
          葉の形、黒点の有無などに変異が多く、多くの変種や品種がある。
           − 増補改訂新版「野に咲く花」 −

【@を拡大しました − 茎頂に直径約1.8cmの黄色の5弁花をつける
19.7.10 撮影
                                 
【A葉は対生し、広被針形で、基部は円形〜心形でやや茎を抱く
19.7.10 撮影

【B葉には多くの黒点があり、ふちにも転々と黒点が並ぶ
19.7.11 撮影

【Bを拡大しました】
19.7.11 撮影

【C茎頂に直径約1.8cmの黄色の5弁花をつける
19.7.10 撮影

【D花弁と萼片には黒点と黒線がある
19.7.11 撮影

【Dを拡大しました】
19.7.11 撮影

 オトギリソウの花は1日花。日が当たるとしぼみ始めますが、
 今にも雨になりそうな曇天だったため、開いた花で開花確認できました。


※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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