2018年 4月24日  オオシマザクラ



【@鮮緑色の新葉と同時に、直径3-4cmの白くて香りのある花が3〜4個散房状に開く
18.4.4 撮影

         オオシマザクラ Prunus lannesiana var.speciosa〈大島桜〉(バラ科 サクラ属) 
                                               花期は 4月。
        落葉高木。
        伊豆諸島に自生するほか、
        房総半島や伊豆半島では古くから栽培され、野生化している。
        高さは8-10mになる。樹皮は案灰色。
        葉は倒卵状長楕円形または倒卵状楕円形で長さ8-13cm。
        質はやや厚く、先端は長く尾状にとがり、ふちには先が芒状にとがった鋸歯がある。
        両面とも無毛で、裏面は淡緑色葉柄も無毛。
        3月下旬〜4月上旬、鮮緑色の新葉と同時に、
        直径3-4cmの白くて香りのある花が3〜4個散房状に開く。
        花弁は5個で先は2裂し、平開する。
        花柄は長さ2-4cmと長くて太い。
        萼と花柄は無毛。萼片に鋸歯がある。
        果実は球形で紫黒色に熟す。
        葉は塩漬けにして桜餅を包むのに使う。

【A花弁は5個で先は2裂し、平開する。花柄は長さ2-4cmと長くて太い
18.4.4 撮影
                                 
【B萼と花柄は無毛。萼片に鋸歯がある
18.4.4 撮影

【C公園内の大きな古木。葉の生長を待ちました】
18.4.23 撮影

【D上の幹の下は、公園を作る際に土が削られた様子】
18.4.23 撮影

【E鮮緑色の葉が生長しました】
18.4.23 撮影

【F若い果実も見えます】
18.4.23 撮影

【G葉は倒卵状長楕円形または倒卵状楕円形で長さ8-13cm。質はやや厚く
18.4.23 撮影

【Gを拡大しました −先端は長く尾状にとがり、ふちには先が芒状にとがった鋸歯がある
18.4. 23 撮影

 これまで、あちこちの園地に植栽されたオオシマザクラを見てきましたが、
 今回、公園が造られる前から生きてきた株を見つけたので、『見つけた花』に加えました。
 オオシマザクラの花番号は、『1505』。 


※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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