2月16日 オオバヤシャブシ |
オオバヤシャブシ〈大葉夜叉五倍子〉(カバノキ科 ハンノキ属) 花期は2〜3月。 海岸近くの山地から丘陵に生える高さ5〜10mになる落葉小高木。雌雄同株。 葉は互生。葉身は長卵形で、先は鋭くとがり、基部はまるく、左右が不揃い。 ふちには鋭い重鋸歯がある。側脈は12〜16対。 花は葉の展開とほぼ同時に咲く。 雄花序は無柄で長さ4〜5cm、やや太くて弓形に曲がり、前年の葉腋から垂れ下がる。 雌花序は長さ1〜2cmの柄があり、雄花序より上につく。 【@を拡大しました ― オオバヤシャブシ形の花序の付き方】 「オオバヤシャブシの雄花序は枝先につかない」 【@を拡大しました ― ヤシャブシ形の花序の付き方】 雄花序が枝先についています。 【@とは別の枝です ― オオバヤシャブシ形】 【@とは別の枝です ― ヤシャブシ形】 「図鑑どおりの植物は少ない」と、常々感じていますが、これほど違う個体は珍しいです。 【雄花序を】 外観からは、開花か否か判断に迷いましたが・・・。 【上の画像を拡大しました】 これを開花と見ました。 【この木の樹皮は】 オオバヤシャブシはほかにもあるので、私の記録から消えることはありませんが、 この木の名前は何でしょうか。 「アイヤシャブシ」は、どうでしょう? * * * * * * * おまけの花 * * * * * * * 【 フキが開花しました 】 ※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。 |