2020年 11月27日  ウマノミツバ



【@秋吉台ミニ植物観察園では、あちこちの遊歩道わきで今も花が咲いています】
20.11.27 撮影

            ウマノミツバ Sanicula chinensis 〈馬の三葉〉(セリ科 ウマノミツバ属) 
                                            花期は5〜12月。
          山林下に多い多年草。
          茎は直立し、枝を分け、高さ30-120cm。
          葉は根出葉、茎葉ともよく発達し、3全裂し、側小葉はさらに2深裂して
          掌状をなすことがあり、裂片は浅裂して鋸歯がある。
          下部の葉は長い葉柄があり、上部の葉柄は短い。
          7〜8月ごろ、枝頂に小散形花序をつけ、両性花と雄花を混生する。
          果実は卵形、鉤状の刺毛を密生し、長さ3-4mm、幅は2-3mm、
          先に針状の萼歯片があつく。
          日本全土、朝鮮半島・中国・ウスリー・千島列島・サハリンに分布する。
           − 改訂新版「日本の野生植物 5」−
      
          花は白色。両性花と雄花があり、両性花では子房にかぎ状刺毛が密生する。
          雄花は子房がないため小さく目立たない。
           − 増補改訂新版「山に咲く花」 −

         

【@を拡大しました − 枝頂に小散形花序をつけ、両性花と雄花を混生する
20.11.27 撮影
                                 
【A葉は根出葉、茎葉ともよく発達し、3全裂し、側小葉はさらに2深裂して
20.11.27 撮影

【B花は白色。両性花と雄花があり
20.11.23 撮影

【Bを拡大しました − 雄花は子房がないため小さく目立たない
20.11.23 撮影

【C両性花と雄花があり、両性花では子房にかぎ状刺毛が密生する
20.11.23 撮影

【Cを拡大しました −両性花では子房にかぎ状刺毛が密生する
20.11.23 撮影

 
※ 
2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名にして、
  学名は、改訂新版「日本の野生植物 1〜5」 によります

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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