2016年 3月20日  オキナグサ・センボンヤリが開花


オキナグサとセンボンヤリは同じ頃に開花しますが、今年は、きょう開花確認しました。

【@オキナグサ − きょう咲いていたのは一つだけ】
16.3.20 撮影

         オキナグサ Pulsatilla cemua〈翁草〉(キンポウゲ科 オキナグサ属) 花期は3〜4月。
       果期の羽毛のかたまりのような姿を老人の白髪に見立てたもの。
       山野の日当たりのよい草地などに生える花茎の高さ30cmほどの多年草。
       全体に長くて白い毛が多い。
       根生葉は2回羽状複葉で長い柄がある。小葉はさらに深く2〜3裂する。
       花茎が高さ10cmほどになると開花し、茎葉は3個が輪生し、細かく切れ込む。
       花は花茎の先に1個つき、長さ3cmほどの鐘形。
       花弁はなく、暗赤紫色の萼片が花弁のように見える。


【@を拡大しました】
16.3.20 撮影
                
* * * * * * * * * *


【Aセンボンヤリは真名ヶ岳方面では見つけられず】
16.3. 撮影

        センボンヤリ Leibnitzia anandria〈千本槍/別名ムラサキタンポポ〉
                                 (キク科 センボンヤリ属) 花期は3〜4月。
       秋の閉鎖花を大名行列の千本槍に見立ててこの名がある。
       別名は、春の花の舌状花の裏が紫色を帯びることによる。
       山地や丘陵の日当たりのよい草地などに生える多年草。
       葉は根もとに集まってロゼット状になり、春の葉は卵形でふちには欠刻があり、
       裏には白いクモ毛が密生する。
       春の花は直径約1.5cm、高さ5-15cmの花茎の先に1個つく。
       頭花は周りに裏面が帯紫色の舌状花が1列に並び、中心部に筒状花がある。
       夏から秋に高さ30-60cmの花茎を伸ばし、先端に閉鎖花を1個つける。
       閉鎖花は筒状花だけが集まったもので、総苞に包まれたまま実る



【B若竹山方向ではたくさん咲いていました】
16.3.20 撮影
                                
【Bを拡大しました】
16.3.20 撮影

* * * * * * * おまけ −今日開花確認した10種の中から * * * * * * *

【Cタムシバ − 「一つで良いから咲いてて…」と、祈りながら来たのですが】
16.3.20 撮影
【Cを拡大しました − 一気に満開になりそう】
16.3.20 撮影

【Dオトメスミレ − 積もっていた落ち葉を先日除けてあげました】
16.3.20 撮影


※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

次ページ

TOP