オケラAtractylodes ovata〈朮〉(キク科 オケラ属) 花期は9〜10月。 古名のウケラがなまったもので、語源ははっきりしていない。
やや乾いた草地に生える高さ30-100cmの多年草。雌雄異株。
茎は細くてかたく、初めは白い軟毛がsる。
葉は長い柄があり、3〜5裂し、裂片のふちには刺状の鋸歯がある。
頭花は白色まれにやや紅色を帯び、直径1.5-2cm。
総苞の周囲に魚の骨のような苞がある。
痩果は毛が多く、冠毛は羽毛状。
若芽は食用になり、地下茎は芳香があり、健胃剤や正月の屠蘇にも使われる。
【@を拡大しました − 葉は長い柄があり、3〜5裂し、裂片のふちには刺状の鋸歯がある】
16.2.26 撮影
【A総苞の周囲に魚の骨のような苞がある】
16.2.26 撮影
【Aを拡大しました】
16.2.26 撮影
【Aを拡大しました − 飛び立つ直前の痩果が写っていました】
16.2.26 撮影
「痩果は毛が多く、冠毛は羽毛状」
* * * * * こんな時もありました* * * * *
【B毎年撮ってきた株 − 雄株です】
15.10.8 撮影
* * * * * 過去のオケラの画像を点検しました* * * * *
【C雌株 − 雌花がかわいくて、結構たくさん撮っていました】
13.10.1 撮影
【D雌雄とも、頭花には多数の小花があり総苞直下に魚骨状の苞が数片ある】
13.10.1 撮影
【Dを拡大しました − 雌花では花柱の先がわずかにふくれ、短く2裂し、裂片は三角形で反り返る】
13.10.1 撮影
【E頭花は白色まれにやや紅色を帯び、直径1.5-2cm】
13.9. 26 撮影
【F雌花 − 小花は長さ9-11mm。筒状花の先は5裂し、花柱が長く突き出ている。雄しべはない】
12.10.26 撮影
【G雄頭花 − 小花は長さ10-12mm】
12.10.26 撮影
【H雄花の雄しべは花粉ができ、下部は矢じり形で尾は互いにひっつく】
12.10. 26 撮影
【I雄花では花柱の先がふくれ、短く2裂し、裂片は正三角形】
12.10.7 撮影
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オケラを撮る日は気持ちを集中させたため、2012年、2013年に画像がたくさんありました。
点検しながら修正するのが面白くて夢中になり、時間を費やしてしまいました。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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