2016年 2月26日  オケラ



【@中国自然歩道を林から草原に出て、しばらく歩いた所で遊歩道のわきに】
16.2.26 撮影

             オケラAtractylodes ovata〈朮〉(キク科 オケラ属) 花期は9〜10月。
           古名のウケラがなまったもので、語源ははっきりしていない。
           やや乾いた草地に生える高さ30-100cmの多年草。雌雄異株。
           茎は細くてかたく、初めは白い軟毛がsる。
           葉は長い柄があり、3〜5裂し、裂片のふちには刺状の鋸歯がある。
           頭花は白色まれにやや紅色を帯び、直径1.5-2cm。
           総苞の周囲に魚の骨のような苞がある。
           痩果は毛が多く、冠毛は羽毛状。
           若芽は食用になり、地下茎は芳香があり、健胃剤や正月の屠蘇にも使われる。

【@を拡大しました − 葉は長い柄があり、3〜5裂し、裂片のふちには刺状の鋸歯がある
16.2.26 撮影
                                 
【A総苞の周囲に魚の骨のような苞がある
16.2.26 撮影

【Aを拡大しました】
16.2.26 撮影

【Aを拡大しました − 飛び立つ直前の痩果が写っていました】
16.2.26 撮影
「痩果は毛が多く、冠毛は羽毛状」

* * * * * こんな時もありました* * * * *

【B毎年撮ってきた株 − 雄株です】
15.10.8 撮影

* * * * * 過去のオケラの画像を点検しました* * * * *

【C雌株 − 雌花がかわいくて、結構たくさん撮っていました】
13.10.1 撮影

【D雌雄とも、頭花には多数の小花があり総苞直下に魚骨状の苞が数片ある
13.10.1 撮影

【Dを拡大しました − 雌花では花柱の先がわずかにふくれ、短く2裂し、裂片は三角形で反り返る
13.10.1 撮影

【E頭花は白色まれにやや紅色を帯び、直径1.5-2cm
13.9. 26 撮影

【F雌花 − 小花は長さ9-11mm。筒状花の先は5裂し、花柱が長く突き出ている。雄しべはない
12.10.26 撮影

【G雄頭花 − 小花は長さ10-12mm
12.10.26 撮影

【H雄花の雄しべは花粉ができ、下部は矢じり形で尾は互いにひっつく
12.10. 26 撮影

【I雄花では花柱の先がふくれ、短く2裂し、裂片は正三角形
12.10.7 撮影

 オケラを撮る日は気持ちを集中させたため、2012年、2013年に画像がたくさんありました。
 点検しながら修正するのが面白くて夢中になり、時間を費やしてしまいました。


※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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