オカオグルマ Tephroseris integrifolia ssp.kirilowii〈丘小車〉
(キク科 オカオグルマ属)花期は4〜6月。
乾いた草原に生える高さ20-60cmの多年草。
茎は直立し、上部は紫色をおび、密にくも毛がある。
根出葉はロゼット状、花時にも生存し、
葉身は長楕円形、長さ5.5-10cm、幅1.5-2.5cm、鈍頭、
縁はふぞろいな微凸歯があり、両面にくも毛があり、
基部へ次第に狭くなり無柄、あるいはまれに短柄がある。
茎葉は少数個あり、披針形、鈍頭、基部はやや茎を抱き、短く沿下する。
花は5〜6月。
頭花は3〜9個が散房状または散形状につき、頭花の柄は長さ1.5-5cm。
総苞は筒形、長さ8mm。
舌状花冠は長さ12-16mm、幅2-3mm。筒状花は長さ8.5-10mm。
痩果は円柱形、長さ2.5mm、密毛がある。
冠毛は長さ11mm、雪白色。
温帯域〜亜熱帯域に生育しし、
本州〜琉球、朝鮮半島・台湾・中国・モンゴル・ロシア極東地方に分布する。
− 改訂新版「日本の野生植物5」 −
【@を拡大しました − 茎は直立し、密にくも毛がある】
22.5. 2 撮影
『茎葉は少数個あり、披針形、鈍頭、基部はやや茎を抱き』
【A根出葉はロゼット状、花時にも生存し、葉身は長楕円形】
22.5.2 撮影
【B頭花は3〜9個が散房状または散形状につき、舌状花冠は長さ12-16mm、幅2-3mm】
22.5. 2 撮影
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名にして、
学名は、改訂新版「日本の野生植物 1〜5」 によります。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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