1月24日 ノニガナ


【画像の整理のかたわら図鑑で調べ直し、今日、ノニガナと同定しました】
   11.5.3 撮影
生えている場所が荒れ地のため、帰化植物と思いこんでいたのです。
「たんぼ道に生える植物」・・・土と一緒に種が運ばれてきたのでしょう。

   
    ノニガナ〈野苦菜〉(キク科 ニガナ属) 花期は4〜5月。
   たんぼ道に生える高さ15〜50cmの1〜2年草。
   根生葉は長さ10〜25cmの線状披針形で、先端は鋭くとがり、ふちには粗い鋸歯がある。
   茎葉は長さ7〜15cmの広線形で、根生葉より幅が広く、基部は矢じり形で、茎を抱く。
   茎の先や枝先に直径約8mmの黄色の頭花を数個ずつつける。
   総苞は長さ5〜6mm、果期には円錐形になる。

   
 山口県絶滅危惧U類。 「山口県産高等植物目録」には『稀』。
    一昔前までは、田んぼの畦で普通に見られる雑草だったそうですが、
    圃場整備や農道整備で生育場所が激減しているとのことです。

                          【根生葉】
                           11.5.3 撮影
         【茎葉は広線形で、根生葉より幅が広く、基部は矢じり形で、茎を抱く
                           11.5.3 撮影
           【茎の先や枝先に直径約8mmの黄色の頭花を数個ずつつける
                          11.5.3 撮影                      
                        11.5.3 撮影
                     総苞は果期には円錐形になる
                         11.5.13 撮影
                                    

                        * * * * * おまけ* * * * *

                【今日(1月24日)お昼12時、外気温はマイナス1℃】
                           12.1.24 撮影
           昨日写っていた遠くの山並みは、雪雲で全く見えなくなっています。
                           
  鳳翩山トンネルまでは1℃だったのに、トンネルを抜けるとずっと0℃。
  秋吉台に上がると 「あら上がった! 『1℃』 」 と思いきや、1の前に「−」が付いていました。
  これくらいの寒さなら、まだ平気。

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。