ノゲシ Sonchus oleraceus〈野罌粟/別名ハルノノゲシ〉 (キク科 ノゲシ属) 花期は1〜12月。 葉がケシの葉に似ていることによる。 別名は花が春から初夏にかけて咲くので、 秋に花をつけるアキノノゲシに対してつけられた。 道ばたや畑のふちなどに生える高さ高さ50-100cmの2年草。 茎は中空で多数の稜がある。
葉はやわらかく、長さ15-25cm、幅5-8cmで羽状に切れ込み、
ふちには不揃いの鋸歯がある。
鋸歯の先はしばしば刺状にとがるが、さわっても痛くない。
基部は両側が先のとがった三角状に張り出して、茎を抱く。
頭花は黄色で直径約2cm。舌状花は多数ある。
総苞は長さ1.2-1.5cm。
花柄と総苞にはしばしば腺毛があり、粘る。 痩果は長さ約3mmの狭倒卵形で、縦の脈と横じわがある。 冠毛は白色で長さ約6mm。
花期:4〜7月 分布:日本全土
−増補改訂新版「野に咲く花」 −
【A葉はやわらかく、羽状に切れ込み、ふちには不揃いの鋸歯がある】
19.12.24 撮影
「基部は両側が先のとがった三角状に張り出して、茎を抱く」
【B鋸歯の先はしばしば刺状にとがるが、さわっても痛くない】
19.12.24 撮影
【C】
19.12.24 撮影
【Cを拡大しました − 頭花は黄色で直径約2cm。舌状花は多数ある】
19.12.24 撮影
【D】
19.12.24 撮影
【E総苞は長さ1.2-1.5cm】
19.12.24 撮影
【Eを拡大しました − 花柄と総苞にはしばしば腺毛があり、粘る − この個体は腺毛はありませんが】
19.12. 24 撮影
【Fこちらの個体には】
16.11.20 . 撮影
【Fを拡大しました − 花柄と総苞にはしばしば腺毛があり、粘る】
16.11.20 撮影
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※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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