2020年 6月25日  ニワフジ



【@ガマが生える湿地の道を挟んだ小さな溝の縁で、目に入りました】
20.6.22 撮影

           ニワフジ Indigofera decora 〈庭藤〉(マメ科 コマツナギ属) 花期は 6月〜。
          渓流沿いの岩場に生える小低木だが、
          庭や石垣などに植えられているものも多い。
          イワフジ(岩藤)ともいう。
          根元からよく枝分かれして、高さ30-60cmになる。枝は細い。
          葉は奇数羽状複葉で、互生する。
          小葉は4〜6対あり、長さ2.5-4cmの長楕円形で、
          薄くてやわらかく、裏面は白っぽい。
          花期は5〜6月。
          紅紫色の蝶形花が長さ10-20cmの花穂にびっしりとつく。
          花は長さ1.5-2cm。まれに白いものもある。
          豆果は長さ3-5cmのやや湾曲した細い円柱形で、
          熟すと2つに割れて種子を飛ばす。
          分布:本州(中部・近畿地方)、四国、九州
           − 山渓ポケット図鑑「春の花」 −

【A 他の草に埋もれるように…】
20.6.22 撮影
                                 
【Aを拡大しました − マメ科の花の蕾です】
20.6.22 撮影

【B3株目 − 高さ30cmほど。】
20.6.22 撮影
「根元からよく枝分かれして、高さ30-60cmになる。枝は細い」

【Bを拡大しました − 葉は奇数羽状複葉で、互生。小葉は4〜6対あり、長さ2.5-4cmの長楕円形
20.6.22 撮影

【C2日後に来たら、開花していました】
20.6.24 撮影

【D紅紫色の蝶形花が長さ10-20cmの花穂にびっしりとつく
20.6.24 撮影

【Dを拡大しました −花は長さ1.5-2cm
20.6.24 撮影


  溝の縁の草むらで、人の手によって植えられるような場所ではありません。
  近くに植えられていたものの種子が、ここで発芽したのでしょうか?
  新しく見つけた花、ニワフジについた花番号は、『1576』。

※ 
2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名にして、
  学名は、改訂新版「日本の野生植物 1〜5」 によります

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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