ネコノチチ Rhamnella franguloides 〈猫の乳〉(クロウメモドキ科 ネコノチチ属)
花期は 6〜7月。
山地に生え、高さ5-8mになるが、大きいものは15mになる。
樹皮は暗褐色。
若枝や葉柄、葉の裏面の主脈には短い開出毛がある。
葉は互生し、長さ5-13cmの倒卵状長楕円形で、ふちに細かい鋸歯がある。
5〜6月、葉腋に黄白色で直径3-3.5mmの花を数個開く。
花弁、雄しべ、萼片はともに5個。
果実は長さ8-10mmの狭長楕円形で、黄色から赤色になって黒紫色に熟す。
用途:器具材 分布:本(神奈川県以西)、四、九、朝鮮南部
− 山渓カラー名鑑「日本の樹木」 −
【@を拡大しました − 山地に生え、高さ5-8mになる】
22.6 16 撮影
【A葉は互生し、長さ5-13cmの倒卵状長楕円形で】
22.6 16 撮影
【Aを拡大しました −ふちに細かい鋸歯がある 】
22.6. 16 撮影
【B】
22.6. 16 撮影
【Bを拡大しました −葉表の拡大です 】
22.6 16 撮影
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ネコノチチは、まとまっては生えていませんが、あちこちの林縁で単体で生えているのを見ています。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名にして、
学名は、改訂新版「日本の野生植物 1〜5」 によります。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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