ナガイモ〈長芋〉(ヤマノイモ科 ヤマノイモ属) 花期は7〜8月。
中国原産のつる性の多年草。雌雄異株。
古い時代に渡来し、食用に栽培されているが、ときに野生化したものも見られる。
ヤマノイモによく似ているが、茎や葉柄は濃紫色で、葉のへりもときに紫色に縁取られる。
葉は厚く、基部が左右に大きく張り出す。
葉腋に珠芽がある。
花被片は白色。雄花序は直立し、雌花序は下垂する。
雄花も雌花も柄がない。雄花には6個の雄しべがある。
ナガイモのイモはいろいろな形のものがあり、円柱形のものをナガイモ、
塊状のものをツクネイモ、扁平なものをイチョウイモなどと呼んでいる。
葉腋につくむかごも食べられる。
【@を拡大しました −葉は厚く、基部が左右に大きく張り出す 】
12.7.12 撮影
【A茎や葉柄は濃紫色】
12.7.12 撮影
【B雄花序 − 花被片は白色。雄花序は直立し、雌花序は下垂する】
12.7.12 撮影
【C草原のドリーネのふちで − 雄株】
12.7.14 撮影
【Cを拡大しました】
12.7.14 撮影
【D − Cの左側の花序】
12.7.14 撮影
なぜか、私はまだ一度も完全に開いた花を見たことがありません。
* * * * * おまけ * * * * *
【@龍護峰に登りましたが、真っ白で、ミルクの中を歩いているようでした】
12.7.14 撮影
【@を拡大しました − こんな日に歩くと見られるのです。
ご褒美かな?】
12.7.14 撮影
スズサイコは夕方日が落ち始めると開き、翌日、日が差し始めると閉じますが、
一日中雨とか霧ですと、一日中開いています。
何日も雨が続くとずっと開いたまま、眠れないのです。しんどいでしょうね。
【Aセミナーパークの写真展に行ってきました】
12.7.14 撮影 |
「植物の説明を見たい方はどうぞ。写真の下の番号は本のページ数です」と書かれて、
『秋吉台で出会った花』が8冊置いてありました。 嬉しいお心遣いです。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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