ナガバモミジイチゴ〈長葉紅葉苺〉(バラ科) 花期は3〜4月。 日当たりのよい林縁に生える高さ2mほどになる落葉低木。茎や枝、葉柄や葉裏の脈には鈎形の刺がある。葉は互生。葉身は長卵形で先はとがり、3〜5裂するものと切れ込みがないものがある。花は白色で直径3pほど。果実は直径1〜1.5pの球形で、6〜7月に橙黄色に熟し、食べられる。西日本の山野に普通に見られる木イチゴ。
昨年の開花は3月7日、今年はナガバモミジイチゴの開花がずいぶん遅れたと思いましたが、一昨年までは3月末に開花していたので、例年並みの開花ということなのですね。
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形がいびつなのは、まだ開く途中だからですね。
ハナニラ(ユリ科)
05.3.26 撮影
ハナニラ〈花韮/別名セイヨウアマナ〉 花期は3〜4月。
南アメリカ原産の多年草。全体にニラのようなにおいがあり、葉がニラの葉に似ていることからこの名がある。花壇に植えられるほか、繁殖力が旺盛で、野生化しているものも多い。葉は長さ10〜20pの線形。葉の間から10pほどの花茎が伸び、直径3pほどの花を開く。花はやや淡紫色を帯びるものが多い。
ハナニラの花が道ばたに目立つようになり、「考えてみたら、これも花の一つだ」と、今年数に加えることにしました。
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