キュウリグサ Trigonotis peduncularis〈胡瓜草〉
(ムラサキ科 キュウリグサ属) 花期は2〜6月。
畑や道ばたにふつうな越年草で、
茎は茎は斜上ときにやや直立して長さ4-40cm。
根出葉と下部の茎葉有柄、葉身は長楕円形〜卵形、
長さ1-3cm、幅6-15mm、円頭凸端か鈍頭、細かい圧毛があり、
上部の茎葉は次第に小さくなる。
花期は3〜6月。花後花序は長く伸び、基部以外に苞はない。
花柄は長さ3-9mmで花時斜上し、花後開出する。
花は淡青紫色で径約2mm、分果は4面体で褐色、平滑無毛。
北海道(帰化?)・本州〜琉球、
アジアから東ヨーロッパにかけての温帯〜暖帯に分布する。。
和名は、葉をもむとキュウリの香りがあるところからいう。
花の咲き始めの時期は花序が伸びていないためにハナイバナと見誤りやすいが、
花冠喉部の付属体が黄色い点で区別できる。
− 改訂新版「日本の野生植物5」 −
【@を拡大しました】
19.2.15 撮影
【A根出葉と下部の茎葉有柄、葉身は長楕円形〜卵形】
19.2.15 撮影
【Aを拡大しました − 円頭凸端か鈍頭、細かい圧毛があり】
19.2.15 撮影
【B 花は淡青紫色で径約2mm】
19.2.15 撮影
* * * * * 花盛りの頃のキュウリグサを * * * * *
【C 花は淡青紫色で径約2mm。花後花序は長く伸び、基部以外に苞はない】
16.11.20撮影
【Cを拡大しました − 花の咲き始めの時期はハナイバナと見誤りやすいが】
16.11. 20 撮影
【Cを拡大しました − 花冠喉部の付属体が黄色い点で区別できる】
16.11.20 撮影
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※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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