クルマバナ Clinopodium chinense〈車花〉(シソ科 トウバナ属)
花期は7〜9月。
山地の草原に生える多年草。 茎は四角形で直立し、高さ20-80cmになり、まばらに下向きの毛がある。
葉は対生し、長さ5-15mmの柄があり、 卵形または長楕円形で長さ2-4cm、基部はまるく、ふちに鋸歯がある。
枝先の花穂に淡紅色の唇形花を数段輪生する。
花冠は唇形で外面に微毛がある。
長さ8-10mm、上唇は小さく、下唇は大型で3裂し、内面に赤い斑点がある。
雄しべは4個あり、うち2個が長い。
萼は紅紫色を帯び、毛がある。
花期:8〜9月 分布:北、本、四、九
− 増補改訂新版「山に咲く花」 −
【@を拡大しました − 枝先の花穂に淡紅色の唇形花を数段輪生する】
19.8.14 撮影
【A畑のそばの草地で 】
19.8.14 撮影
【Aを拡大しました − 枝先の花穂に淡紅色の唇形花を数段輪生する】
19.8.14 撮影
【B】
19.8.14 撮影
【Bを拡大しました − 花冠は唇形で外面に微毛がある】
19.8.14 撮影
「上唇は小さく、下唇は大型で3裂し、内面に赤い斑点がある」
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
|