クロマツ〈黒松/別名オマツ〉(マツ科 マツ属) 花期は5月。
日当たりのよい海岸の砂浜や岩上などに生える高さ25mになる常緑高木。雌雄同株。
乾燥と湿気に強く、潮風に対する抵抗性もあるので、防風・防潮林として植えられることが多
い。
葉は2個ずつ束生し、長さ10〜15cm、横断面は半円形で幅1.5〜2mm。
あまり光沢のない緑色で、先端はとがり、にぎると痛い。
葉は枝に3年ほどつき、のちに落ちる。
雄花は新枝の基部に多数つき、長さ1.5〜2cmの楕円形。
雌花は「新枝の先端に2個ほどつく。
球果は長さ4〜6cmの卵形で褐色。翌年の秋に熟す。
【@を拡大しました】
10.5.4 撮影
「雄花は新枝の基部に多数つき、雌花は新枝の先端に2個ほどつく」
下側に昨年できた若い球果。その上に雄花、先に赤い雌花が見えます。
【@を拡大しました − 雄花は新枝の基部に多数つき】
10.5.4 撮影
【雄花】
10.5.4 撮影
「多数の雄しべがらせん状につき、大量に花粉を出す」
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