6月25日 コウゾ・ヒメコウゾ


【コウゾの果実が熟していました】
   11.6.23 撮影
   
        コウゾ〈楮〉(クワ科 コウゾ属) 花期は4〜5月。
      中国、四国、九州地方で和紙の原料として栽培されたものが野生化している。
      高さ2〜6mになる落葉低木。雌雄異株。
      葉は互生。葉身は長さ10〜20cmのゆがんだ卵形。
      花序は新枝の葉腋につき、雄花序は長さ1〜1.5cmの円筒形。
      雌花序は直径5mmほどの球形。
      果実は集合果。直径1〜1.5cmの球形で、6〜7月に橙赤色に熟して食べられる。
 

                      【上の画像を拡大しました】
                           11.6.23 撮影
             一度食べてみたら、甘くて。それにねばねばした触感が嫌でした。

                          * * * * * * * *

        ヒメコウゾ〈姫楮〉(クワ科 コウゾ属) 花期は4〜5月。
      低い山地の林縁や道ばた、荒れ地に生える高さ2〜5mになる落葉低木。雌雄同株。
      新枝基部の葉腋に雄花序、上部の葉腋に雌花序をつける。
      雄花序は直径約1pの柄があり、長さ約1cmの球形。
      雌花序は直径約5mmの球形で、赤紫色の花柱は長さ約5mm。
      
果実は集合果。直径1〜1.5cmの球形で、6〜7月に橙赤色に熟して食べられる。

                   
* * * * * こんな時もありました* * * * * 

                       【ヒメコウゾは雌雄同株です】
                          11.5.5 撮影
           【新枝基部の葉腋に雄花序、上部の葉腋に雌花序をつける
                         11.5.6 撮影
                  【上の画像を拡大しました − 雄花序】
                           11.5.6 撮影
              「雄花序は直径約1pの柄があり、長さ約1cmの球形」

                     【コウゾは雌雄異株です − 雌花序を】
                           11.5.5 撮影
                       【上の画像を拡大しました】
                           11.5.5 撮影
                        「雌花序は直径5mmほどの球形」


※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。