コスミレ〈小菫〉(スミレ科 スミレ属) 花期は3〜4月。
日当たりのよい低地の人家周辺に多い高さ5〜10pの多年草。スミレと比べてあまり草丈が伸びないところからつけられたコスミレだが、小型とは限らない。葉はやや丸みのある長三角形〜長卵形で、長さは2〜6cm。表面は粉をふいたように白く濁った緑色。花は直径1.5〜2pで、淡紫色のものが多い。葉の形や花の色に変化が多く、同定が難しいスミレの一つ。
コスミレは何年も同じ場所に生えていないようで、数年前に群生していた新しい林道わきやドリーネ耕作のそばでは、ほとんど見られなくなりました。
その代わり別の場所でポツポツと見られるようになっているので、全体の数が減ってきているのではないと思います。
【上の画像を拡大しました】
06.3.17 撮影
「側弁の基部に毛があるものとないものがあり、東日本では無毛型が多い。
西日本に多い有毛型をヒゲコスミレという」
無毛型が見つかったらコスミレを「コスミレ」と「ヒゲコスミレ」の2種に分けようと、
側弁の基部に注目して毛の有無を見ていますが、
今のところ、毛のあるものばかりです。
【今日見たのも・・・】
06.3.18 撮影
【上の画像を拡大しました】
06.3.18 撮影
雨で薄暗く、きれいに撮れませんでしたが、毛が見えます。
【上の花の横顔】
06.3.18 撮影
3月18日(土) 終日雨。
センボンヤリは眠り、ハルニレの花は、しっかり水を含んで形が見えませんでした。
あちこちで出てきたベニヤマタケは、直径2cm以上のも見られるようになりましたが、雨の中で撮った紅はきれいではありませんでした。
※ 日記にある花期は、私が秋吉台で調べてきたものです。
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