コオニタビラコ Lapsanastrum apogonoides〈小鬼田平子/別名タビラコ〉 (キク科 ヤブタビラコ属) 花期は3〜5月。
水田に多い2年草。
田平子は、水田に根生葉を平たく広げる様子を表現したもの。
根生葉はロゼット状に広がり、長さ4-10cmで羽状に深裂する。
根生葉の間から長さ4-20cmの細い茎を斜上する。
茎葉は小さい。
頭花は黄色で直径約1cm。
舌状花は6〜9個。
春の七草のホトケノザは本種であり、若苗は食べられる。
【A − @と同じ個体です − 頭花は黄色で直径約1cm】
17.2.28 撮影
【Aを拡大しました − 「舌状花は6〜9個」ですが、秋吉台では舌状花が11〜12個あります】
17.2.28 撮影
【B例年開花が一番早い田でも、1個体だけ開花していました】
17.2.28 撮影
【Bを拡大しました】
17.2.28 撮影
田起こし前の今どきの田には、タネツケバナ属などの白い花が一面に群がっています。
アキノタネツケバナ・タネツケバナ・ミチタネツケバナ・ナズナ・オランダミミナグサなどの花の中を
黄色の花を探し続けてきて、やっと。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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