コマツヨイグサ Oenothe laciniata ra〈小待宵草〉(アカバナ科 マツヨイグサ属)
花期は1〜12月。
乾いた砂地に生える越年草。
茎は斜上するか地面に伏し、1本立ちするか枝を分け、
開出毛があり、高さ50cmになる。
葉は根出葉を除き無柄で、倒披針形または長楕円形、
長さ2-10cm、幅0.4-3.5cm、ふつう羽状に浅〜中裂するが、
上部の葉は低鋸歯縁をなす。
花期は4〜11月。
花は腋生し、経1-2.5cm。
萼筒は長さ1.2-3.5cm、裂片は線状披針披針形、外面は多毛で、
下方に反曲し、筒部より短い。
花弁は倒針形で長さ0.5-2cm、淡黄色であるが、 しおれると黄赤色になる。
刮ハは円柱形、上向する短毛があり、ときに多少曲がる。
北アメリカ原産で、日本では本州〜琉球に産する。
− 改訂新版「日本の野生植物 3」 −
【@を拡大しました − 冬は、こんな姿しか見られません】
21.2.11 撮影
【A葉はふつう羽状に浅〜中裂するが、上部の葉は低鋸歯縁をなす − 昨年の開花確認画像】
20.1.19 撮影
開保存している画像は、2013年撮影のものしかありませんでした。
・・・で、2013年の日記に使った画像を手直しして書くことにします。
【B秋芳洞近くの草地で群生して咲いていました − 撮影日時 2013/07/29 7:30:47 】
13.7.29 撮影
【C花弁は倒針形で淡黄色であるが、しおれると黄赤色になる −撮影日時 2013/07/22 7:27:28 】
13.7.22 撮影
【D茎は斜上するか地面に伏し、1本立ちするか枝を分け】
13.7.29 撮影
【E花は腋生し、経1-2.5cm − 撮影日時 2013/07/29 7:32:02】
13.7.29 撮影
」
花は日が当たると萎れ始めるので、きれいに咲いた花を撮るには早朝でないと。
【Eを拡大しました − 朝露で濡れています】
21.2.29 撮影
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名にして、
学名は、改訂新版「日本の野生植物 1〜5」 によります。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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