4月20日 コゴメイヌノフグリ


コゴメイヌノフグリは、2008年に見つけて次第に数が減り、昨年はとうとう見つけられませんでした。
今年4月18日に元の場所で復活を確認して、きょうは別の2ヶ所で、群生しているのを見つけました。

【@ほかの草と混生していて、よく見ないと見過ごしてしまいます】
12.4.20 撮影

      コゴメイヌノフグリ〈小米犬の陰嚢〉(ゴマノハグサ科 クワガタソウ属) 
                                                                             花期は3〜4月。
     越年草。茎は下部で分枝して斜上し長さ10〜20cm、白い毛がまばらに生える。
     葉は茎の下部で対生、上部で互生。
     葉柄は長さ0.5〜2cm、長毛が生える。
     葉身は卵円形、長さ幅とも0.5〜1.5cm、先は円くて先端がやや尖り、
     基部は切形、1〜4個の大型の鋸歯があり、両面に毛が散生する。
     葉腋ごとに1花をつける。 
     花柄は細く、長さ1〜2cm、無毛。
     萼は基部まで4裂し、裂片は卵形で先が鈍く、長毛が散生する。
     花冠は白色、皿形で深く4裂し、直径約5mm。
     刮ハは横に広い扁平な球形で、先が凹み、直径約6mm。


             【A葉腋ごとに1花をつける。花柄は細く、長さ1〜2cm
                         12.4.20 撮影
                  【B葉は茎の下部で対生、上部で互生
                         12.4.20 撮影
               【C花冠は白色、皿形で深く4裂し、直径約5mm
                         12.4.20 撮影
          【D萼は基部まで4裂し、裂片は卵形で先が鈍く、長毛が散生する
                         12.4.18 撮影 
       
【E葉の基部は切形、1〜4個の大型の鋸歯があり、両面に毛が散生する
12.4.20 撮影

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。