カラスウリ〈烏瓜/別名タマズサ〉(ウリ科 ウリ属)
花期は7〜8月。
やぶなどに生えるつる性の多年草。雌雄異株。
別名は玉章で、縦に隆起した帯がある種子を結び文に例えたもの。
葉は長さ幅とも6〜10cmの卵心形または腎心形で、ふつう3〜5浅裂する。
表面には粗毛が密生し、光沢はない。
白いレースで作ったベールを広げたような花が咲く。
花冠は深く5裂、裂片は広披針形〜長楕円形で、ふちは糸状に細く分裂する。
花は日が暮れてから開き、夜明け前にしぼむ。
液果は球形または楕円形で長さ5〜7cm、熟すと赤くなる。
【 上の画像を拡大しました 】
09.7.30 撮影
「白いレースで作ったベールを広げたような花が咲く」
「Canon EOS 5D」は内蔵のストロボがないので、懐中電灯だけの照明です。
【上の画像を拡大しました】
09.7.30 撮影
柱頭と、受粉に役立っている小さな虫も!
【雄花は ― 昨年の画像です】
08.8.7 撮影
【上の画像を拡大しました】
08.8.7 撮影
「雄花はのど元に黄色い葯が覗く」
【葉は卵心形または腎心形で、ふつう3〜5浅裂する】
08.10.25 撮影
「表面には粗毛が密生し、光沢はない」
この赤い実を撮りながら「来年こそ雌花が撮りたい」と。
雲は多いものの久しぶりに澄んだ青空が覗き、湿気が少ない1日でした。
地滑りで登坂車線が崩れ落ちた国道435号線は、山口〜秋吉台に最短の重要な道路ですが、復旧の見通しは全く立っていないそうです。
慣れない小郡経由で片道6キロ遠くなった道を今日2往復しましたが、いずれも渋滞がなくスムーズに走ることができたため、思っていたより疲れませんでした。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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