7月30日 カラスウリ 


【 曇り空 19時34分、カラスウリの雌花を撮りました】
   09.7.30 撮影
夕方、雌株の目の高さに今夜開くつぼみを3個確認、帰宅して家族に同行を頼んで再度訪れました。
   
      カラスウリ〈烏瓜/別名タマズサ〉(ウリ科 ウリ属)  花期は7〜8月。
     やぶなどに生えるつる性の多年草。雌雄異株。
     別名は玉章で、縦に隆起した帯がある種子を結び文に例えたもの。
     葉は長さ幅とも6〜10cmの卵心形または腎心形で、ふつう3〜5浅裂する。
     表面には粗毛が密生し、光沢はない。
     白いレースで作ったベールを広げたような花が咲く。
     花冠は深く5裂、裂片は広披針形〜長楕円形で、ふちは糸状に細く分裂する。
     花は日が暮れてから開き、夜明け前にしぼむ。  

     液果は球形または楕円形で長さ5〜7cm、熟すと赤くなる。
                                         
【 上の画像を拡大しました 】
 09.7.30 撮影
白いレースで作ったベールを広げたような花が咲く

「Canon EOS 5D」は内蔵のストロボがないので、懐中電灯だけの照明です。

  
【上の画像を拡大しました】  
09.7.30 撮影
柱頭と、受粉に役立っている小さな虫も!

【雄花は ―  昨年の画像です】
08.8.7 撮影

【上の画像を拡大しました】
08.8.7 撮影
「雄花はのど元に黄色い葯が覗く」

葉は卵心形または腎心形で、ふつう3〜5浅裂する
08.10.25 撮影
     「表面には粗毛が密生し、光沢はない」
この赤い実を撮りながら「来年こそ雌花が撮りたい」と。

 雲は多いものの久しぶりに澄んだ青空が覗き、湿気が少ない1日でした。
 地滑りで登坂車線が崩れ落ちた国道435号線は、山口〜秋吉台に最短の重要な道路ですが、復旧の見通しは全く立っていないそうです。
 慣れない小郡経由で片道6キロ遠くなった道を今日2往復しましたが、いずれも渋滞がなくスムーズに走ることができたため、思っていたより疲れませんでした。

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。