カラスムギ Avena fatua〈烏麦/別名チャヒキグサ〉 (イネ科 カラスムギ属) 花期は1〜10月。
食用にならず、カラスが食べる麦の意味。
別名の茶挽草は小穂に油をつけ、ウリの上にのせて息を吹きかけると
茶臼をひくように回ることからきた名といわれる。
ヨーロッパ、西アジア原産の1〜2年草。
麦と一緒に古い時代に日本に入ったと考えられている。
畑や道ばたの生え、高さ0.6-1mになる。
葉は長さ10-25cm、幅0.7-1.5cmの線形。
花序は長さ15-30cmのまばらな円錐状で、淡緑色の小穂が多数垂れ下がる。
小穂は長さ2-2.5cmと大きく、ふつう3個の小花がある。
外花穎にはねじれた長い芒がある。
花期:5〜7月 分布:ヨーロッパ・西アジア原産
− 増補改訂新版「野に咲く花」 −
【@を拡大しました −花序は長さ15-30cmのまばらな円錐状で、淡緑色の小穂が多数垂れ下がる】
21.3.8 撮影
【@を拡大しました − 】
21.3.8 撮影
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【A例年は、お正月には群生状態でしたが・・・】
17.1.5 撮影
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今年は、数個体がポツンポツンと生えています。
これまでの、いつの気候が、カラスムギにとって気に入らなかったのでしょうか?
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名にして、
学名は、改訂新版「日本の野生植物 1〜5」 によります。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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