1月23日  カキノキ(カキノキ科)

   06.1.23 撮影
   
 カキノキ〈柿の木/別名カキ〉(カキノキ科 カキノキ属) 花期は5〜6月。
 中国原産といわれる高さ10mほどになる落葉高木。雌雄同株。葉は互生し、広楕円形〜卵状楕円形で、ふちは全縁。新枝の葉腋に淡黄色の花をつける。雄花は長さ5〜10oの鐘形。雌花は長さ1.2〜1.5pの広鐘形。果実は液果。10〜11月に黄赤色に熟す。
 

 秋吉台の林や草原の石灰岩の割れ目に多く見られるカキの実が、木に残ったまま、しなびてきました。
 毎年この姿を当たり前のように見ていますから、野鳥はカキの実をあまり好まないのでしょうか。                                          
【こんな時もありました】
 05.10.16 撮影

「果実の形や大きさは品種によってさまざま」
 
  【こんな時も・・・】  
05.5.28 撮影

【雄花(左)と雌花(右)】
05.5.28 撮影

「雄花は数個ずつつき、長さ5〜10mmの鐘形。花冠は4裂し、裂片は反り返る。
雌花は1個ずつつき、長さ12〜15mmの広鐘形で、
雌しべ1個と退化した雄しべが8個あり、子房は無毛」

 「ヤマガキは、葉がやや小形で毛が多く、子房にも毛がある」

 葉の毛の量・子房の毛の有無を確認しないまま、一般的な「カキノキ」としてきましたが、
 秋吉台のカキは、野鳥によって種が運ばれて生育してものがほとんどと思いますので、
 調べるとはっきりして、1種増えるかもしれません。 これを5〜6月の宿題にします。                                                              
 ※ 日記にある花期は、私が秋吉台で調べてきたものです。