2015年 6月19日  ジュズスゲ



【@タケニグサを見つけた崖下の荒れ地で − 高さ60cmほどのスゲが叢生している目に入りました】
15.6.14 撮影

          ジュズスゲCarex ischnostachya〈数珠菅〉(カヤツリグサ科 スゲ属) 
                                           花期は4〜6月。
        果穂を数珠に見立てたものといわれる。
        山野の木陰などに生える高さ30-60cmの多年草。
        茎は鋭い3稜形で叢生する。
        葉はやわらかく、幅0.5-1cmの線形で3脈が目立つ。
        小穂は3〜6個つく。
        頂小穂は雄性、糸状で淡色、長さ2-3cm。
        側小穂は2〜5個あって、雌性で長さ2-5cm、
        上方のものは雄小穂より高く、下方のものはやや離れてつき、長い柄がある。
        苞は小穂より長い葉状で、基部に鞘がある。
        雌鱗片は広卵形で鈍頭、淡色。
        果胞は鱗片より長く、長さ5-6mmのふくらんだ狭卵形。
        柱頭は3個。

【@を拡大しました − 崖下を覗いて、当初はオオアオスゲかと思ったのですが…】
15.6.14 撮影
                                 
【@を拡大しました − 頂小穂は雄性、糸状で淡色、側小穂は2〜5個あって、雌性
15.6.14 撮影

【A300mm望遠レンズで】
15.6.15 撮影

【Aを拡大しました − 頂小穂は雄性、糸状で淡色、長さ2-3cm
15.6.15 撮影

【B株の右側で垂れている花茎を300mm望遠レンズで】
15.6.15 撮影

【Bを拡大しました − 側小穂は雌性で2〜5個。上方のものは雄小穂より高く
15.6.15 撮影
「下方のものはやや離れてつき、長い柄がある」

【C今日、友人が梯子をかけてくれ、下りることができました】
15.6.19 撮影

【Cを拡大しました −恐る恐る下りたからか、ピントが合っていません】
15.6.19 撮影

             スゲは苦手ですが、ジュズスゲと分かったことを喜ぶことにします。

※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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