イトハナビテンツキ〈糸花火点突〉(カヤツリグサ科 ハタガヤ属)
花期は8〜10月。
茎や葉が糸のように細く、花序が花火のように見えることによる。
日当たりのよい畑や荒れ地に生える高さ8-40cmの1年草。
茎は糸状で多数叢生する。
葉も糸状で茎より短い。 茎の先から2〜3個の枝を出し、
茶褐色の小穂をややまばらな散房状につける。
苞はほとんどない。小穂は長さ3-5mmの卵状長楕円形。 鱗片は卵形で先は芒状にはならない小穂は長さ3-5mmの卵状長楕円形。
鱗片は卵形で先は芒状にはならない。
果実には細点がある。
花期:8〜10月 分布:日本全土
− 増補改訂新版「野に咲く花」 −
【@を拡大しました − 茎は糸状で多数叢生する。葉も糸状で茎より短い】
19.9.14 撮影
【A茎の先から2〜3個の枝を出し、茶褐色の小穂をややまばらな散房状につける】
19.9.14 撮影
【Aを確認しました − 小穂は長さ3-5mmの卵状長楕円形。鱗片は卵形で先は芒状にはならない】
19.9.14 撮影
茎は糸のように細く、小穂の長さは3〜5ミリですが、運よく毎年見逃さずに確認してきました。
今回は、9月28日の『観察会の下見』の前に下見していて、オケラが咲く斜面で目に入ってきました。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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