12月22日 イヌホオズキ・アメリカイヌホオズキ 


【今のイヌホオズキ】
   10.12.18 撮影
   
      イヌホオズキ〈犬酸漿/別名バカナス〉(ナス科 ナス属) 花期は5〜12月。
     ホオズキやナスに似ているが役に立たないことによる名。
     畑や道ばたなどに生える高さ30〜60cmの1年草。
     葉は互生し、長さ3〜10cmの広卵形で、ふちにはふつう波形の鋸歯がある。
     茎の途中から枝を出し、直径6〜7mmの白い花を4〜8個やや総状につける。
     花冠は深く5裂して反り返る。
     液果は直径直径6〜7mmの球形でにぶい光沢をもち、紫黒色に熟す。

                     【上の画像を拡大しました】  
      
 10.12.18 撮影
こんな時もありました  
10.7.21 撮影
茎の途中から枝を出し、直径6〜7mmの白い花を4〜8個やや総状につける

上の画像を拡大しました
10.7.21 撮影
「イヌホオズキの花は白色」

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今のアメリカイヌホオズキ】        
10.12.22 撮影

アメリカイヌホオズキ(ナス科 ナス属) 花期は6〜11月。
 北アメリカ原産の1年草で、各地に帰化している。
イヌホオズキによく似ているが、茎が細く、しばしば多くの枝を分けて横に広がる。
葉はふつう幅が狭くて薄い。
花枝には2〜5個の花が付き、柄は1点から出る。
花は直径2〜5mmで淡紫色または白色。
果実はやや小さく、光沢があり、紫黒色に熟す。

上の画像を拡大しました
10.12.22 撮影
「柄は1点から出て、イヌホオズキとは付き方が違う」
こんな時もありました  
10.6.17 撮影
「アメリカイヌホオズキの花は淡い紫色を帯びるものが多いが、白色もある」

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 計画中の「秋吉台で出会った花」の電子書籍には、本に載せられなかった植物をかなりの数を加えるつもりです。似た種のコメントにしか書いていない、ニシキギ・ミヤコグサ・ヒメジソやアメリカイヌホオズキも。
ほかに区別点の拡大画像や果実の画像なども載せます。
 情報量を増やしても、紙に印刷する本ではないので、制作費にはあまり響かないそうです。
 かなり私の作業がありますので、冬眠は諦め、理想のものに近づけるように頑張るつもりです。
  
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。