イヌホオズキ〈犬酸漿/別名バカナス〉(ナス科 ナス属) 花期は5〜12月。
ホオズキやナスに似ているが役に立たないことによる名。
畑や道ばたなどに生える高さ30〜60cmの1年草。
葉は互生し、長さ3〜10cmの広卵形で、ふちにはふつう波形の鋸歯がある。
茎の途中から枝を出し、直径6〜7mmの白い花を4〜8個やや総状につける。
花冠は深く5裂して反り返る。
液果は直径直径6〜7mmの球形でにぶい光沢をもち、紫黒色に熟す。
【上の画像を拡大しました】
10.12.18 撮影
【こんな時もありました】
10.7.21 撮影
「茎の途中から枝を出し、直径6〜7mmの白い花を4〜8個やや総状につける」
【上の画像を拡大しました】
10.7.21 撮影
「イヌホオズキの花は白色」
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【今のアメリカイヌホオズキ】
10.12.22 撮影
アメリカイヌホオズキ(ナス科 ナス属) 花期は6〜11月。
北アメリカ原産の1年草で、各地に帰化している。
イヌホオズキによく似ているが、茎が細く、しばしば多くの枝を分けて横に広がる。
葉はふつう幅が狭くて薄い。
花枝には2〜5個の花が付き、柄は1点から出る。
花は直径2〜5mmで淡紫色または白色。
果実はやや小さく、光沢があり、紫黒色に熟す。
【上の画像を拡大しました】
10.12.22 撮影
「柄は1点から出て、イヌホオズキとは付き方が違う」
【こんな時もありました】
10.6.17 撮影
「アメリカイヌホオズキの花は淡い紫色を帯びるものが多いが、白色もある」
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計画中の「秋吉台で出会った花」の電子書籍には、本に載せられなかった植物をかなりの数を加えるつもりです。似た種のコメントにしか書いていない、ニシキギ・ミヤコグサ・ヒメジソやアメリカイヌホオズキも。ほかに区別点の拡大画像や果実の画像なども載せます。
情報量を増やしても、紙に印刷する本ではないので、制作費にはあまり響かないそうです。
かなり私の作業がありますので、冬眠は諦め、理想のものに近づけるように頑張るつもりです。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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