12月25日 宝満山
宝満山(830m 福岡県)に登りました。前夜からの弱い雨が上がりきらないので朝になって集合場所が180度変更になりました。 ほうまんざん?聞いたことはありますが字が思い浮かびませんでした。太宰府市にある信仰の山。道路地図にもある三郡山(936m)には、頂上からあと1時間の道のりの山です。 登山ルートは多く、きれいに整備されて登りやすいこと。小雨の中、カッパの裾が足元の草で濡れることもなく、友人がこの山に変更した訳が歩き始めてすぐに分かりました。 下山してくる人たちの中には一目で常連さんと分かる人がかなりいます。すばらしいマナーの人たち。それにチリ一つ落ちていないのです。 ヤブコウジ(この辺りでは雪だったのですね。) 先ず目に入ったのは足元のキッコウハグマ、アオイスミレ、カキドオシなどの小さな野草。 木ではアオキが多く目につき、まだ色づく途中の優しい色で、実の数が多いことに驚きました。その上の高さにヤブツバキがアオキとセット状態で、つぼみをたくさんつけていました。 ツルウメモドキ、マユミ、シロダモ、ハゼノキ、ヒサカキ、タンナサワフタギ、リョウブ、フユイチゴ・・・もうすっかり覚えた実をつけた木にのほかに、コガクウツギ、バイカウツギ、スダジイ・・・仲間4人の知識で十分見分けることができました。 「常緑樹が多い山ねー」と、ゆっくり楽しんで1時間半で頂上に。 頂上のブナ 頂上付近では、ブナの古木がこの山を守るように、どっしりと、あちらこちらに立っていました。 カッパも傘も歩き始めて間もなくザックの中に収まり、そばとうどんが半々の友人特製「年越しうどんそば」を待つ間にも、雪はどんどん消えていきました。 ほかの山一覧へ戻る |