ホタルカズラ Lithospemum zollingeri〈蛍蔓/別名ホタルソウ・ホタルカラクサ〉
(ムラサキ科 ムラサキ属) 花期は3〜6月。
乾いた疎林下の斜面や岩の多い草地に生える多年草。
全体に開出する粗い毛がある。
茎は細く、花後基部から横にはう長い無花枝を出し、
これから発根して、翌年の新苗および花茎ができる。
葉は狭長楕円形、長さ2-6cm、幅0.6-2cm、
濃緑色で、表面に基部が盤状にかたくなった剛毛がある。
花期は4〜6月。
花は美しい青色で、径15mm内外、裂片中肋に沿って白い5本の隆起がある。
分果は花あたりふつう1個が熟し、白色で平滑。
北海道〜九州・奄美大島(喜界島)、朝鮮半島・台湾および中国に分布する。
和名は〈蛍蔓〉で、点々と咲く花をホタルの光にたとえたものという。
− 改訂新版「日本の野生植物5」 −
【A次々と開花しながら、茎がどんどん伸びていきます 】
21.3.31 撮影
【Aを拡大しました − この個体を昨年9月25日に観察園で見つけた時は本当に嬉しかった】
21.3.31 撮影
【B右方に写っているのは、白い名札の脚です】
21.4.8 撮影
【Bを拡大しました − 今年、フデリンドウと共に本当にきれいに咲いた春の花です】
21.4.8 撮影
【C花は美しい青色で、径15mm内外、裂片中肋に沿って白い5本の隆起がある − 咲き始めは桃色です】
21.4.8 撮影
【D観察園内の別の場所でも】
21.4.15 撮影
【Dを拡大しました】
21.4.15 撮影
【Eホタルカズラは秋吉台に多く、ムラサキ科です】
21.4.15 撮影
きれいに咲いた秋吉台の花を日記に書く時が、私の一番幸せな時間ですが・・・。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名にして、
学名は、改訂新版「日本の野生植物 1〜5」 によります。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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