7月18日 ヒナノキンチャク


ヒナノキンチャクは、梅雨が明けてジリジリと真夏の暑さになると開花します。
秋吉台では梅雨明けはまだですが最高気温30℃以上が今日で3日目の上、
台風の影響で強風が止まることなく吹いたので、まだ画像は撮れていないしで、
「もしかして」と来てみたら、3株に花が咲いていました。

【@7月18日開花確認は、これまでで一番早い記録です】
12.7.18 撮影

         ヒナノキンチャク〈雛の巾着〉(ヒメハギ科 ヒメハギ属) 花期は7〜10月。
       果実を小さな巾着に見立てての名。
       日当たりのよい山野に生える1年草。
       茎は根元から枝を分け、高さ7〜15cm。
       葉は薄く、卵円形または楕円形で、先はとがるものから円いものまで色々あり、
       長さ1〜3cm、ふちに鋸歯はないが、毛がある。基部は急に細まる。
       葉柄は長さ2〜8mm。
       枝先に黄色みのある淡紫色の花を総状につける。花は長さ約2mm。
       刮ハは片側につき、扁円形で直径約3mm、翼はない。
                  
                        【@を拡大しました】
                         12.7.18 撮影
                            【A】
                         12.7.18 撮影
                         【Aを拡大しました】
                         12.7.18 撮影
                   【B − もう巾着が下がっています】
                         12.7.18 撮影 
                 【Bを拡大しました − 1週間以上前に開花?】
12.7.18 撮影
                    
ウマノスズクサはお盆ごろに開花していたのに1ヶ月以上早まったし、帰水のオオキツネノカミソリを
例年並みに訪れてみたら花が終わった株さえありました。
秋吉台の夏の花は、記録を取り始めた時と比べて、どんどん早くなってきているように思います。

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。