ヒメシラタマソウ Silene conica(ナデシコ科 マンテマ属) 花期は 6月〜。
荒れ地に生える一年草。
茎は高さ15-35cm。全体に細毛を密生する。
葉は線状倒披針形、長さ2-3cm、幅1-3mm、鋭頭。
花期は7〜8月。
花序は3〜30花よりなる。
萼筒は萼歯と合わせ長さ10-15mm、隆起した30脈があり、
初め円筒形で径3mm内外、
成熟すると筒状部が膨大し、径6-7mmほどになる。
萼歯は6個、先は針状で長さ5-6mm。
萼筒にも花柄にも腺毛が混じるものもある。
花弁は紅紫色まれに白色、弁状部は長さ3-4mmで先は2裂する。
花柱は3本。
刮ハは長さ7-10mm、先は6裂し、萼歯は反り返る。
千葉県に知られる。
原産地:中・南部ヨーロッパ。
− 「日本の帰化植物」 −
ヨーロッパ中部〜南部原産の越年生草本。
春から夏にかけて、茎の頂と葉腋に直径1cmほどの淡紅色の5弁花を着ける。
− 「日本帰化植物写真図鑑」第2巻 −
【@を拡大しました】
20.6.19 撮影
【A茎は高さ15-35cm。全体に細毛を密生する】
20.6.19 撮影
【Aを拡大しました −葉は線状倒披針形、長さ2-3cm、幅1-3mm、鋭頭 】
20.6.19 撮影
「全体に細毛を密生する」
【B春から夏にかけて、茎の頂と葉腋に直径1cmほどの淡紅色の5弁花を着ける】
20.6.19 撮影
【Bを拡大しました − 直径1cmほどの淡紅色の5弁花】
20.6.19 撮影
【Bを拡大しました −萼歯は6個、先は針状で長さ5-6mm 】
20.6.19 撮影
「萼筒は初め円筒形で径3mm内外、成熟すると筒状部が膨大し、径6-7mmほどになる」
|
ヒメシラタマソウについた花番号は『1575』。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名にして、
学名は、改訂新版「日本の野生植物 1〜5」 によります。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
|