2018年 12月13日  ヒメジョオン



【@ヒメジョオンは花が1年中見られるようになりました − 台上の建物そばで】
18.12.13 撮影

              ヒメジョオン Erigeron annuus〈姫女苑〉(キク科 ムカシヨモギ属) 
                                         花期は 1〜12月。
            北アメリカ原産の1〜2年草。
            明治維新のころ渡来し、現在では日本中に広がり、
            市街地や農村だけでなく、亜高山帯まで入りこんでいる。
            茎は高さ0.3-1.3mになり、粗い毛がある。
            内部には白い髄が詰まっている。
            根生葉は花のころには枯れる。
            下部の葉は卵形で長い柄があり、ふちには粗い鋸歯がある。
            上部の葉は披針形で先はとがり、基部は次第に細くなり、茎を抱かない。
            頭花は直径約2cmと小さく、上部の枝先に多数つく。
            舌状花は白色またはわずかに淡紫色を帯びる
            舌状花は100個ほどある。
            舌状花の冠毛は短く、筒状花の冠毛は長い。
            総苞片は披針形〜線状被針形で2〜3列に並ぶ。
            痩果は長さ約0.8mmの長楕円形。
            花期:6〜10月 分布:北アメリカ原産
             − 増補改訂新版「野に咲く花」 −

【@を拡大しました −舌状花は白色 − 舌状花は白色またはわずかに淡紫色を帯びる
18.12.13 撮影

【A頭花は直径約2cmと小さく、上部の枝先に多数つく
18.12.13 撮影

【Aを拡大しました −舌状花は帯淡紅紫色 − 舌状花は白色またはわずかに淡紫色を帯びる
18.12.13 撮影
                 
【B上部の葉は披針形で先はとがり、基部は次第に細くなり、茎を抱かない
18.12.13 撮影

【Bを拡大しました − 先はとがり、基部は次第に細くなり、茎を抱かない
18.12.13 撮影

【C全縁の、こんな葉の個体も】
18.12.13 撮影

【Cを拡大しました − 先はとがり、基部は次第に細くなり、茎を抱かない
18.12.13 撮影

【D頭花は直径約2cmと小さく、上部の枝先に多数つく
18.12.13 撮影

【Dを拡大しました − 舌状花はふつう白色で100個ほどある
18.12.13 撮影

【E総苞片は披針形〜線状被針形で2〜3列に並ぶ
18.12.13 撮影

  ヒメジョオンは咲いたまま越年する草になりました。
  ほかの花がほとんど咲き終わった初冬の今、目立ち始め、頭花もきれいと思いますが、
  花がたくさん見られる時期には、「なんだ、ヒメジョオンか」と、目もくれなかっただけなのかも。
  ヒメジョオンの日記は、2004年に書いたきりで、今回が2回目でした。


※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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