ヘラシダ(イワデンダ科 シケシダ属) 常緑性。
根茎は細く、長く匍匐し、黒褐色・線形・全縁の鋸歯がある。
葉は根茎にまばらにつく単葉、長さ50cmに達する。
葉柄は葉身より短く、まばらに細い鱗片がある。
葉身は革質、披針形〜線形、幅2.5cmに達し、全縁または波状縁、
葉脈ははっきり見えないが、小脈は単条で平行に並ぶ。
胞子嚢群は線形、長短不同、包膜は全縁、背中合わせのものが混ざる。
本州・四国・九州に広く分布し、山地の陰湿な岩上・地上に群生する。
【A葉は根茎にまばらにつく単葉、長さ50cmに達する】
12.3.1 撮影
【B葉身は革質、披針形〜線形、全縁または波状縁】
12.3.1 撮影
【C胞子嚢群は線形、長短不同】
12.3.1 撮影
【Cを拡大しました】
12.3.1 撮影
ヘラシダは「新しく見つけた花」の今年第1号で、ついた花番号は、1322。
年々新しく見つけることは少なくなるのが当然のこととは言え、歩き回って2ヶ月、
何も見つけられないのはやはり寂しかったです。
これで、「よーし!」と、元気が出てきました。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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