ハナイカダ〈花筏/別名ママッコ・ヨメノナミダ〉(ミズキ科 ハナイカダ属) 花期は4〜5月。
丘陵から山地の林内や湿り気のある沢筋に生える落葉低木。雌雄別株。
幹は叢生し、上部で多数枝分かれして、高さ1〜3mになる。
葉は互生。葉身は長さ3〜16cmの広楕円形で、
先は尾状に鋭くとがり、基部は鈍形または広いくさび形。
ふちには浅い鋸歯があり、鋸歯の先は芒状になって腺に終わる。
両面とも無毛。表面は光沢がある。側脈は4〜5対。
葉の主脈の中央付近に淡緑色の花をつける。
花は直径4〜5mm、花弁は卵状三角形で3〜4個。
雄花は数個ずつつき、雌花は普通1個、ときに2〜3個つく。
【A側脈は4〜5対。雌花は普通1個、ときに2〜3個つく】
13.4.29 撮影
【Aを拡大しました − 花弁は卵状三角形で3〜4個。雌花の花柱は3〜4裂】
13.4.29 撮影
【Bこちらの花弁は4個】
13.4.29 撮影
【Bを拡大しました − 花弁は卵状三角形で3〜4個。雌花には雄しべはない】
13.4.29 撮影
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コバノハナイカダ〈小葉の花筏〉(ミズキ科 ハナイカダ属) 花期は4〜5月。
葉が小形で長さ3〜7cm、幅1〜3cm、側脈が3〜4対のハナイカダをいう。
【Cコバノハナイカダ − 雄株 − 今年の開花は4月16日でした】
13.4.16 撮影
【Cを拡大しました − 雄花は数個ずつつき、花弁は卵状三角形で3〜4個】
13.4.16 撮影
【Cを拡大しました − 雄しべは3〜4個】
13.4.16 撮影
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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