ハナイカダ〈花筏/別名ママッコ・ヨメノナミダ〉(ミズキ科 ハナイカダ属) 花期は4〜5月。
丘陵から山地の林内や湿り気のある沢筋に生える落葉低木。雌雄別株。
幹は叢生し、上部で多数枝分かれして、高さ1〜3mになる。
葉は互生。葉身は長さ3〜16cmの広楕円形で、先は尾状に鋭くとがり、基部は鈍形または広いくさび形。
ふちには浅い鋸歯があり、鋸歯の先は芒状になって腺に終わる。
両面とも無毛。表面は光沢がある。側脈は4〜5対。
葉の主脈の中央付近に淡緑色の花をつける。
花は直径4〜5mm、花弁は卵状三角形で3〜4個。
雄花は数個ずつつき、雌花は普通1個、ときに2〜3個つく。
【上と同株で雄株】
09.4.29 撮影
「側脈は4〜5対」
【雌株】
08.5.8 撮影
「雌花は普通1個つく」
【上の画像を拡大しました】
08.5.8 撮影
「花弁は卵状三角形で3〜4個。
雌花の花柱は3〜4裂、雄しべはない」
写真展用の画像を整理していて、ハナイカダ・コバノハナイカダの違いを日記に書いていないことに気づきましたので、先ずハナイカダを書きました。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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