2018年 2月26日  フキ



【@今日、雄株の開花確認をしました − 林道わきで】
18.2.26 撮影

           フキPetasites japonicus〈蕗〉(キク科 フキ属) 花期は2〜4月。
         山野に生える多年草。地下茎を伸ばして増える。雌雄異株。 
         葉は花後に地下茎の先に叢生し、腎円形で幅15-30cm、
         縁に微凸状の歯があり、基部は深い心形。
         早春、葉が出る前に花茎を伸ばし、散房状に頭花をつける。
         両性花は結実せず、機能的に雄性で柱頭はこん棒状。
         雌性花の柱頭は糸状。
         雄株は高さ10-25cm、黄白色の頭花を散房状に多数つける。
         頭花はすべて両性の筒状花からなり、直径7-10mm、稔らない。
         雌株では、花茎に頭花を密散房状につけるが、のちに高さ45cmくらいに伸びる。
         頭花は直径7-10mm、縁に多数の雌花、
         内に少数の両性花があるが、花粉はできない。
         淡緑色の苞に包まれた若い花茎がフキノトウ(雄株・雌株)。

【A開花しているのは1つの頭花だけです】
18.2.26 撮影
                                 
【Aを拡大しました − 頭花はすべて両性の筒状花からなり、直径7-10mm、稔らない
18.2.26 撮影

【Aを拡大しました −両性花は結実せず、機能的に雄性で柱頭はこん棒状
18.2.26 撮影

* * * * * 雌株は、まだ開花していないので − 2016年の画像です* * * * *

【B雌株では、花茎に頭花を密散房状につける
16.3.10 撮影

【Bを拡大しました − 頭花は直径7-10mm、縁に多数の雌花、
16.3.10 撮影

「内に少数の両性花があるが、花粉はできない」


  このところ暖かくなってきたので開花を期待して毎日1万歩以上歩き回っていますが、
  多くの草花は、蕾の状態で暖かくなるのを待っていたのではなく、
  暖かくなって蕾をつけ始めたという感じがしています。

※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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