フキPetasites japonicus〈蕗〉(キク科 フキ属) 花期は2〜4月。 山野に生える多年草。地下茎を伸ばして増える。雌雄異株。 葉は花後に地下茎の先に叢生し、腎円形で幅15-30cm、 縁に微凸状の歯があり、基部は深い心形。 早春、葉が出る前に花茎を伸ばし、散房状に頭花をつける。
両性花は結実せず、機能的に雄性で柱頭はこん棒状。 雌性花の柱頭は糸状。 雄株は高さ10-25cm、黄白色の頭花を散房状に多数つける。
頭花はすべて両性の筒状花からなり、直径7-10mm、稔らない。
雌株では、花茎に頭花を密散房状につけるが、のちに高さ45cmくらいに伸びる。
頭花は直径7-10mm、縁に多数の雌花、
内に少数の両性花があるが、花粉はできない。
淡緑色の苞に包まれた若い花茎がフキノトウ(雄株・雌株)。
【A開花しているのは1つの頭花だけです】
18.2.26 撮影
【Aを拡大しました − 頭花はすべて両性の筒状花からなり、直径7-10mm、稔らない】
18.2.26 撮影
【Aを拡大しました −両性花は結実せず、機能的に雄性で柱頭はこん棒状 】
18.2.26 撮影
* * * * * 雌株は、まだ開花していないので − 2016年の画像です* * * * *
【B雌株では、花茎に頭花を密散房状につける】
16.3.10 撮影
【Bを拡大しました − 頭花は直径7-10mm、縁に多数の雌花、】
16.3.10 撮影
「内に少数の両性花があるが、花粉はできない」
このところ暖かくなってきたので開花を期待して毎日1万歩以上歩き回っていますが、
多くの草花は、蕾の状態で暖かくなるのを待っていたのではなく、
暖かくなって蕾をつけ始めたという感じがしています。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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