2016年 5月1日  ドジョウツナギ



苦手なイネ科ですが、時間をかけて同定し、ドジョウツナギに花番号『1434』をつけました。
ドジョウツナギは「秋吉台国定公園の高等植物」には記録がありませんが、
「山口県産高等植物目録」には『普通』とあります。


【@初めて気づいたイネ科です − 林内の湿地、水の中で群生していました】
16.4.29 撮影

         ドジョウツナギ Glyceria ischyroneura〈泥鰌繋〉(イネ科 ドジョウツナギ属)
                                            花期は 5〜6月。
        ドジョウがいそうな所に生えることによるという。
        溝のふちや水辺に普通に生える高さ40-80cmの多年草。
        茎の下部は地を這い、上部は斜上する。
        葉は長さ15-20cm、幅3-5mmの線形で、先端は急に細くなり、ややざらつく。
        葉舌は長さ1-1.5mmの半円形。
        花序は長さ15-40cmの円錐状で、先はやや垂れ下がり、
        淡緑色の小穂を多数つける。
        花序の枝が中軸に密着し、小穂も直立しているので、花序は単純な穂状に見える。
        果期には花序の枝は斜めに開く。
        小穂は長さ5-7mmの狭長楕円形で、3〜7個の小花がある。
        小穂の軸は細く糸状で、小花の内花穎に沿って左右にくねくねと曲がっているのが特徴。
        小花は長さ2-2.5mm。

【@を拡大しました − 花盛りの時です】
16.4.29 撮影
                                 
【A花序は長さ15-40cmの円錐状で、淡緑色の小穂を多数つける
16.4.29 撮影

【Aを拡大しました】
 
16.4.29 撮影

ドジョウツナギと当たりをつけたものの、小穂の特徴が撮れていなかったのです。

* * * * * * * * *

【B今日、チョウジソウ近くの、日当たりの良い湿地で】
16.5.1 撮影

【C花序の枝が中軸に密着し、小穂も直立しているので、花序は単純な穂状に見える
16.5.1 撮影

【D果期には花序の枝は斜めに開く
16.5.1 撮影

【E − Dの枝の基部近く 】
16.5.1 撮影

「小穂の軸は細く糸状で、小花の内花穎に沿って左右にくねくねと曲がっているのが特徴」

【F − Dの枝先の方】
16.5.1 撮影

【G小穂・小花を撮りました】
16.5. 1 撮影

【Gを拡大しました − 小穂は長さ5-7mmの狭長楕円形で、3〜7個の小花がある
16.5.1撮影
「小穂は短枝があってふつう枝に寄り添い、灰緑色でときに紫斑があり、長さ4-7mm」
(日本イネ科植物図譜)
  
      山口県には『普通』なドジョウツナギですが、同定には頑張りと努力が必要でした。

※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

次ページ

TOP