1月30日 チャセンシダ


【@「秋吉台国定公園の高等植物」には記載がない、チャセンシダです】
13.1.30 撮影

        チャセンシダ(チャセンシダ科 チャセンシダ属) 常緑性。
      根茎は短く、直立し、小さい塊状で、
      枯れた葉の葉柄と生きた葉を多数叢生し、鱗片をつける。
      葉柄は光沢のある紫褐色、長さ1〜5cm、向軸側(表面)に褐色で薄紙質の翼が2枚ある。
      葉が枯れて羽片が落ちても、葉柄はいつまでも根茎に残る。
      葉身は単羽状、線形で、基部は狭くならず長さ5〜25cm、
      羽片は20対以上あり、ほとんど同形の長楕円形、円頭、辺縁にごく浅い鋸歯があり、
      基部は広いくさび形。
      葉身の中央部の大きな羽片で長さ5〜12mm、上下に向けて次第に小さくなり、
      頂羽片というべきものはない。
      胞子嚢群は長楕円形か線形、長さ約1.5mm、羽片に数個つく。
      本州(青森県・新潟県・神奈川県以西)・四国・九州の各地で、
      山麓の岩の割れ目や村落の石垣などに生じる。
 

                     【A古い石垣の間に生えています】
                           13.1.30 撮影
        【B葉身は単羽状、線形で、基部は狭くならず、羽片は20対以上あり
                         13.1.30 撮影
    【C羽片はほとんど同形の長楕円形、円頭、辺縁にごく浅い鋸歯があり、基部は広いくさび形
                         13.1.30 撮影
                    【Cを拡大しました - 中軸(表面)】
                          13.1.30 撮影                             
【D葉の裏面】
13.1.30 撮影
「イヌチャセンシダによく似ているが、軸はあまり折れやすくなく、中軸に芽を出すことはごく稀」

              【Dを拡大しました - 葉柄や中軸の裏面に翼がない
                           13.1.30 撮影
          【E胞子嚢群は長楕円形か線形、長さ約1.5mm、羽片に数個つく
                         13.1.30 撮影

中軸裏面の中央のふくらみを翼かと思いましたが、かまぼこ形に円くふくらんでいる状態と判断し、
秋吉台の記録に「岩上にやや普通」とあるイヌチャセンシダではなく、チャセンシダと同定しました。
ですから、イヌチャセンシダ探しはまだ続きます。
                         
    
* * * 12月31日:追記 * * *

    【中軸裏面の翼の有無を撮ってある全画像で再点検しましたが、やはり翼は写っていません】
                         
13.1.30 撮影
     左の画像にかすかに見えている程度のものでは「翼」と言わない?

                     
* * * * * おまけ * * * * *

                 【フラサバソウが今日、2個開花しました】
                         13.1.30 撮影                        
                         13.1.30 撮影
                    
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