アゼナ〈畦菜〉(ゴマノハグサ科 アゼナ属) 花期は7〜10月。
田のあぜなど、やや湿り気のあるところに生える高さ10〜15cmの1年草。
葉は対生し、長さ1.5〜3cmの卵円形または楕円形で、柄はない。
ふちは全縁。上面にやや光沢があって、3〜5個の平行脈が目立つ。
花は淡紅紫色で、長い柄があり、葉腋に1個ずつつく。
花冠は唇形で長さ約6mm。
萼は深く5裂し、萼片は線状披針形。
【A休耕田では大きく育ち、花がたくさん咲いていました】
12.7.30 撮影
【Aを拡大しました − 花は淡紅紫色で、葉腋に1個ずつつく】
12.7.30 撮影
【B花には長い柄がある】
12.7.30 撮影
【C雄しべ4個で、4個とも完全雄しべ】
12.7.30 撮影
【D手前がアメリカアゼナ(葉が鋸歯縁で、短い葉柄がある)、奥側がアゼナ】
12.7.30 撮影
【E − Dのアメリカアゼナ(北アメリカ原産の帰化植物)】
12.7.30 撮影
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※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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