6月22日 アレチニシキソウ 


【駐車場そばで、ハイニシキソウとよく似ている帰化植物を見つけました】
   10.6.20 撮影
葉に紫色の斑紋がなく、茎に毛が目立つのはハイニシキソウとしてきましたが、
アレチニシキソウの方がむしろ多いのかもしれません。

   
 アレチニシキソウ〈荒れ地錦草〉(トウダイグサ科 ニシキソウ属) 花期は 5〜10月。
空き地、線路沿い、道ばたなどに生える1年草。
茎は地上をはい、全体的に分枝が多く、長さ8.5〜23cm、上面に密に縮れた長軟毛があり、下面は無毛。
葉は対生し、楕円形、葉身は長さ5〜8mm、幅2.5〜5mm、円頭〜微凹頭、基部はゆがんだ鈍形〜切形、低鋸歯縁で、表面は無毛または長軟毛がまばらにあり、裏面はやや長い白軟毛が密にある。
杯状花序は普通葉または小型化した葉の節に1つずつ生じる。
刮ハは偏球形、長さ約1.2mm、3稜に長さ約0.4mmの白い剛毛が密生する。
   
       
 10.6.20 撮影
上の画像を拡大しました  
10.6.20 撮影
茎の上面に密に縮れた長軟毛があり、
葉の表面は無毛または長軟毛がまばらにある


刮ハは3稜に長さ約0.4mmの白い剛毛が密生する
10.6.20 撮影

茎の下面は無毛(上面には密に縮れた長軟毛)】        
10.6.21 撮影
葉の裏面は、やや長い白軟毛が密にある
(ハイニシキソウの葉の裏面は、先端に多少毛があるか無毛)


 きょうは梅雨の最中にしては絶好の撮影日和で、はっきり撮りたかったアレチニシキソウの刮ハの毛や、コキンバイザサ・カキラン・イチヤクソウ・アワボスゲの果実・・・と、沢山撮りました。
 帰宅して、画像をCFカードからパソコンに移そうとしても移動できません。何度か試していると、「カード故障」と表示されました。試しにカメラにカードを入れてみると、カードの残数が「0」と表示。 4GBのCFカードが故障したのです。
 どうせなら、写す前に壊れてくれたら被害がなかったのに。
 今日の画像は、望遠レンズ装着の20Dで撮ったツルアジサイだけになりましたが、でも、滑る転石を這うように歩いて、足元不安定で撮るツルアジサイを撮り直しに行くよりはまだ良かったかなと。

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。