アオキ Aucuba japonica〈青木〉(ミズキ科 アオキ属) 花期は3〜5月。 1年中青々としていることからこの名がある。
山地の林内に生える高さ2-3mになる常緑低木。雌雄異株。
若枝は緑色で無毛。
葉は対生し、長さ8-10cmの長楕円形。
先はとがり、基部は広いくさび形で、ふちに粗い鋸歯がある。
質は厚く、表面は光沢がある。 前年枝の枝先に円錐花序をだし、紫褐色の小さな花を多数つける。
雌雄とも花は直径約1cm。花弁は4個、長卵形で先端は鋭くとがる。
雄花序は長さ7-15cmと大きく、雄花には雄しべが4個あり、葯は淡黄色。
雌しべは退化している。
雌花序は長さ2-5cmと小さく、雌花には雄しべがなく、雌しべが1個ある。 果実は核果。
長さ1.5-2cmの楕円形で、秋に赤く熟し、翌年の4月頃まで残る。
【A赤い実、アオキも大豊作】
15.12.22 撮影
【Aを拡大しました】
15.12.22 撮影
* * * * * こんな時もありました* * * * *
【B雌花序 − 雌花序は長さ2-5cmと小さく、雌雄とも花は直径約1cm】
12. 4.12 撮影
【Bを拡大しました − 、雌花には雄しべがなく、雌しべが1個ある】
12. 4.12 撮影
【C雄花序 − 雄花序は長さ7-15cmと大きく】
12. 4.5 撮影
【Cを拡大しました − 雄花には雄しべが4個あり、葯は淡黄色。雌しべは退化している】
12. 4. 5 撮影
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※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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