2013年12月27日 アキヨシアザミのゴボウゾウムシ |
ですが… ・成虫直前が頭花の中にいたのを11月8日に確認し、 ・12月5日には、冠毛が隙間なくある間に成虫がいたことから、外から進入したとは考えにくい。 ・12月5日に頭花の中の蛹を採集、蛹を見たのは、この1つだけ。 以上の点から、 「ゴボウゾウムシは、ふつう、蛹に変態するのは土中ですが、 気温が下がってきたら、頭花から出ずに、そこで蛹〜成虫になり、 春まで過ごす。」 というのが、昆虫に関しては全く素人の私の推察でした。 12月26日、門田裕一先生に、アキヨシアザミのゴボウゾウムシの一部始終をご報告しました。 「『ふつう、蛹に変態するのは土中』 というのは本当かな?という思いもあります。」 − 門田先生 門田先生のご助言から考えた私の結論は、 私が見た蛹は、乾燥した頭花のあとを、成虫を期待して開けたら出てきて、蛹と思って「山口むしの会」の人に見せたら「蛹ですね」と。 私はそれまで、蛹の存在が全く頭になかったので、枯れ草色の米粒大のものが、枯れた頭花の中にあっても気づかなかったということは十分考えられます。 来年秋は、蛹の存在も頭に置いて、頭花を開けることにいたします。 でも、何よりも、幼虫も蛹も全然いなくて、全ての頭花に完全な痩果ができていることを願うことに。 |