アブラススキ〈油薄〉(イネ科 属) 花期は8〜10月。
茎や花序の軸から粘液を出し、油を塗ったような光沢と臭気があることによる。
山野に普通に生える高さ0.9〜1.2mの多年草。
葉は長さ40〜60cmの線形で、基部は次第に細くなり、
下部の葉では葉身と葉鞘の間に長い柄がある。
花序は長さ20〜30cmの円錐状で、上部はやや垂れる。
花序の枝は糸状で、まばらに輪生し、枝の中部から先に小穂をつける。
小穂は長さ約6mmで、基部には短い毛が生える。
両性の小花の外花穎の先は深く2裂し、その間から長い芒が伸びて、小穂の外に突き出る。
【A花序は円錐状】
12.9.5 撮影
【B下部の葉では葉身と葉鞘の間に長い柄がある】
12.9.6 撮影
【C花序の枝は糸状で、まばらに輪生し、枝の中部から先に小穂をつける】
12.9.5 撮影
【D】
12.9.6 撮影
「両性の小花の外花穎の先は深く2裂し、
その間から長い芒が伸びて、小穂の外に突き出る」
【Dを拡大しました】
12.9.6 撮影
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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