9月6日 アブラススキ


草原でも林でも、気がつけばたくさん見られるのに、日記に初めての登場です。

【@番傘を閉じかけたような姿(傘のお化け状?)が特徴的】
12.9.5 撮影

     アブラススキ〈油薄〉(イネ科 属) 花期は8〜10月。
    茎や花序の軸から粘液を出し、油を塗ったような光沢と臭気があることによる。
    山野に普通に生える高さ0.9〜1.2mの多年草。
    葉は長さ40〜60cmの線形で、基部は次第に細くなり、
    下部の葉では葉身と葉鞘の間に長い柄がある。
    花序は長さ20〜30cmの円錐状で、上部はやや垂れる。
    花序の枝は糸状で、まばらに輪生し、枝の中部から先に小穂をつける。
    小穂は長さ約6mmで、基部には短い毛が生える。
    両性の小花の外花穎の先は深く2裂し、その間から長い芒が伸びて、小穂の外に突き出る。

   
                         【A花序は円錐状
                         12.9.5 撮影
                【B下部の葉では葉身と葉鞘の間に長い柄がある
                         12.9.6 撮影
         【C花序の枝は糸状で、まばらに輪生し、枝の中部から先に小穂をつける
                          12.9.5 撮影
                            【D】
                            12.9.6 撮影
                 「両性の小花の外花穎の先は深く2裂し、
                その間から長い芒が伸びて、小穂の外に突き出る」

                                 
【Dを拡大しました】
12.9.6 撮影

                        

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。